ブログの記事を始めて一か月。
月に最低一回の記事投稿を志ましたが、三日坊主になりませんでした!!(笑)
先月も、福岡市、春日市、大野城市、太宰府市、筑紫野市、那珂川市の方を訪問自費リハビリを提供するために駆けずりまわっていました。勉強会も師匠のアシスタントして夜は出かけることもしばしば・・・


さて今月は私がなぜ
「自費リハを始めたいと思ったのか?」
について書いていこうと思います。
実習での担当患者さんとの出会い
実習での担当患者さんとの出会い。
私は2014年に熊本の理学療法士育成校を卒業しました。
自分でいうのもなんですが、学生時代は成績上位で全国模試でも好成績で正直、「天狗状態」。
学生の頃から、脳生理学、運動力学、運動学、解剖学の本や論文が大好きで、その中でもボバースアプローチの本や動画、友達の体を借りてハンドリング練習なども行っていました。
当時は、臨床に出れないから少しでも、実習に出たときに患者さんに結果を残せるような、スーパー実習生でありたいと
思っていました。
言ってしまえば、本当に
「血気盛んな粋がりな学生」
だったわけです。
がしかし、世の中そんな甘いものではなくて、実習に行った際にものすごく無力感を覚えました。
理論や論文的な内容ばかりが先行して身になってしまい、当時描いていたものとは大きくかけ離れた
「結果の出せないただの粋がった実習生」
ただ、そんな中、患者さんから言われた言葉が10年たった今でも、はっきりと覚えています。
2回目の脳卒中の方で様々なセラピストに見てきてもらった、いわば、セラピストソムリエみたいな方でした。
「私はいろんなセラピストに見てきてもらったけど、誠愛のボバースは本物だよ。学生の時にできる事といえば、本を読んだり、友達同士練習するんだろうけど、理学療法士になっても続けて、私みたいに困っている人達を助けていってほしい。」
また、
と。
(一言一句この言葉ではありませんが、このような内容でした。)
どんなセラピストになりたいのか?真剣に悩む。
そんなこんなで、時は過ぎ。
理学療法士の学生3年目の中頃。また実習へ行きました。
当時は心臓リハビリ(心リハ指導)に興味があり、就職は心臓のリハビリに強いところへ行きたいと思う一方、
ボバースのインストラクターにあこがれていましたので、ボバースのインストラクターの先生のいる脳卒中に強い病院に就職したいと思う気持ちがあり、正直、
【どんなセラピストになりたいのか?】
とても悩んでいました。
その時、実習で担当した方が、退院間際のお若い男性の方。
脳卒中を罹患されて、家に帰って仕事も復帰するとの事でしたが、麻痺がある状態で本当に仕事復帰できるのか?心配されていました。その方は外来継続にてリハビリを行う予定でしたが、皆様ご存じ。
【入院中のような毎日のリハビリはできない問題】
その人からは
そして、前項の最後の患者さんの言葉がふと頭をよぎり、
「私はいろんなセラピストに見てきてもらったけど、誠愛のボバースは本物だよ。学生の時にできる事といえば、本を読んだり、友達同士練習するんだろうけど、理学療法士になっても続けて、私みたいに困っている人達を助けていってほしい。」
「STROKE LABって知ってる?YouTubeにあがってるのを見つけたんだけど。この人の動画は、誠愛で受けたリハビリに似てるんだよね。自費リハビリって聞かないけど、自費でするくらいだから、腕はないとできないよね。」
「病院のリハビリはセラピストの腕はピンからキリで、でも受ける側としては、腕がいい人に見てもらいたい」
そこで出た答え。下に書きますが、今思えば単純でとても短絡的な考えでしたが、この時に今の原型が作られてきたと思っています。
理論や論文的な内容、臨床研究はもちろんしながら、確かな技術をつけて、退院後のリハビリで困っている人の役に立てる自費リハビリをしたい!!!
次回は、自費リハビリを夢見た私。石橋少年(まだ未成年でしたので許してください)が就職先選びで試行錯誤した話をしていこうと思います。
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